8日付香港各紙によると、政府は今年半ばに長期的な二酸化炭素(CO2)削減戦略を発表する予定だ。気候変動に対応して市民の日常生活や社会経済活動を調整する必要があると指摘し、産業チェーンや産業構造に影響を与え、新たなビジネスや雇用機会を創出することから、グリーンウェーブがもたらす発展の可能性を把握する必要性を強調した。
昨年の財政予算案では政府は環境保護のために100億ドル余りを投じ、関連措置が段階的に実現されていると述べた。民間住宅用駐車場に電気自動車の充電インフラを設置するための補助金を支給するパイロットスキームは昨年12月の開始以来、120カ所余りの団地から申請を受け、合計3万6000台分の駐車スペースに及んでいる。
電動ミニバスの試行を推進するために関係部署が事前準備を進めているほか、ビクトリア湾での電動フェリーの試行について部門を超えた作業部会を設置し、コンサルタントに委託して設計案を作成しているという。