同社によると、アパレル部門は引き続き困難に直面しており、その業績は世界の新型コロナ情勢に大きく左右されるため、2021年はまだ挑戦的な年になるかもしれないという。
昨年、ベトナムのアパレル輸出収入は、パンデミックの影響に加え、米中貿易緊張、保護主義、Brexitの影響もあり、350億米ドルと推定されていた。
世界の衣料品市場が2019年の水準まで回復するのは、少なくとも2022年の第2四半期まで、場合によっては2023年の第4四半期までと予測されている。
VinatexのLe Tien Truong会長は、衣料品メーカーの努力に加えて、政府は新たな要件を満たすために借入コストを下げることを検討すべきだとし、新たな自由貿易協定に含まれる原産地規則を満たすための素材生産への投資も検討すべきだと述べた。
また、政府がアパレル部門の発展を支援するための具体的な政策を導入し、物流コストやその他の税負担を軽減するよう関係機関に指示することを提案した。
同時に、商工省は原産地規則に関するガイドラインを発行し、企業が自由貿易協定のメリットを検討するためのポータルを開設することで、企業が自由貿易協定を最大限に活用できるよう支援し続けるべきであるとした。