州内には新型コロナの感染治療に対応する病院は98施設あり、感染者隔離ベッド6509床のうち5185床が使われているという。集中治療室(ICU)のベッドは893床あり、655床が使用されている。
国内全体でみると、合同対策本部は、国内に感染患者の治療ができる病院は921施設あり、病床数は4万2091床と発表。各地で病院が収容の限界に近づく中、テントを使った病床の設置や、国軍や国家防災庁(BNPB)との協力で野外病院の建設をして対応するよう提案している。野外病院はジャカルタ特別州のほか西ジャワ州、東ジャワ州などですでに設置されている。
一方、インドネシア医師協会(IDI)の発表によると、15日までに新型コロナ感染で死亡した医療従事者は363人に達した。最も多かったのは医師で202人、次いで看護師が146人、歯医者が15人だった。特に11月に感染死した医師は32人と単月では過去最悪で、第4週だけで16人が死亡しており、院内感染も広まっているようだ。(三好由華)
ソース:https://www.jakartashimbun.com/free/detail/53921.html