インドネシア:連休後の感染者増警戒 ジャカルタ・アニス知事
ジャカルタ特別州のアニス・バスウェダン知事は3日の会見で、10月28日~11月1日までの5連休に州内外の観光地などで混雑が確認されたことを受け、新型コロナウイルス感染者が急増する可能性があると指摘した。各地の行政や町内会(RW)と協力し、旅行に出た人や感染者を特定する対応を進めている。地元メディアが報じた。
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連休をめぐっては、高速道の渋滞や長距離列車、航空機の利用者増加が確認されている。また隣接する西ジャワ州では、休暇期間中に同州を訪れた観光客を中心に行った検査で、2日までに408人の感染者が確認された。
アニス知事は現時点で連休による感染者の急増は見られないとする一方、今後州外から戻った市民を中心にクラスター(感染者集団)が発生する可能性があると警戒感を示した。また市民に対して、発熱などの症状が出た場合、速やかに地域の保健所(プスケスマス)に申告し、隔離施設に入るよう求めている。
3日時点のジャカルタ特別州の感染者数は累計10万7846人で、死者は累計2298人。1日当たりの新規感染者は617人が確認されたが、前月に比べ鈍化傾向にある。
ソース:https://www.jakartashimbun.com/free/detail/53459.html
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