CBPが10月22日に公開した情報によると、ルイビル市のCBPに押収された偽造品はほとんど海外からのもので、全741件のうち343件(46%)は香港(希望小売価格は7900万ドル)、280件(38%)が中国本土(希望小売価格は1370万ドル)から出荷されている。
公開された押収リストによると、最も多かったのは衣類で、合計172件(1790万ドル相当)押収されている。
また、押収品の中で、最も高価な品目は時計であり、合計35件(3610万ドル相当)押収されている。
「われわれルイビルのCBP職員は、昨年の差し押さえ作戦で素晴らしい仕事をした」とルイビル港局長のトーマス・マウン(Thomas Mahn)氏が語った。
CBPは米国の入国港で業務を行っており、到着した国際便の旅客や貨物に対して、麻薬、密輸品、偽造品、またはその他の制限品について定期的に検査を行っている。
ルイビルの入国港は、米国で公式に指定された328の入国港のうちの1つで、CBPはカナダ、アイルランド、中東、バミューダ、カリブ海などの14カ所の事前検査ポイントを設けている。
シカゴ税関・国境警備当局者も10月20日に、「2020会計年度で、われわれはシカゴのオヘア国際空港郵便施設を経由して出荷された1000万ドル以上の偽札米ドルを押収した」と発表した。これら306件の押収品の内、280件以上が中国から出荷されたものだ。
(大紀元:大紀元日本ウェブ編集部)
ソース:https://www.epochtimes.jp/p/2020/10/63832.html