MRTは日本が円借款を供与して建設され、昨年に南ジャカルタ・ルバックブルスから中央ジャカルタ・ホテル・インドネシア(HI)前ロータリー間(16キロ、13駅)で開通した。さらに西ジャカルタ・コタ駅まで5・8キロに7駅を新設する計画を進めていた。
だが中央ジャカルタ・ハルモニ駅~西ジャカルタ・マンガブサール駅の「202工区」の建設業者を決める入札が2度に渡り失敗。ウィリアム社長は想定していた工期が短いことや、「日系企業の事業参加への関心低下」を失敗の要因に挙げた。
失敗を受け、202工区の工期を57カ月から74カ月に延長、マンガブサール駅~コタ駅までの「203工区」でも工期を伸ばし、開通の延期につながった。
HI前ロータリー間~ハルモニ駅までの3駅は、日本の清水建設と国営建設アディカルヤの共同事業体が受注し、現在も工事を進めている。この区間は25年4月に完工する予定だ。
ソース:https://www.jakartashimbun.com/free/detail/53321.html