HKMAは先週、商業用不動産ローンのLTV(物件価格に対する融資の比率)の上限を40%から50%に引き上げた。
香港の店舗用不動産価格は、反政府デモや新型コロナの流行で、昨年6月以降30-50%下落している。
不動産仲介業者のリカコープ(CIR)プロパティーズによると、HKMAの対策が20日に導入されて以降、1日平均の取引件数は2-3件から6-7件に増えている。
一部の投資家は今後、新型コロナの感染が収束し、商業用不動産市場が回復すると予測。HKMAが商業用不動産取引にかかる印紙税引き下げなど、追加の対策を導入する可能性があると指摘している。
ソース:https://www.epochtimes.jp/p/2020/08/61536.html