インドネシア:外国人観光客の受け入れ延期 バリ州
バリ州のワヤン・コステル知事は22日、9月11日に予定していた同州への国外からの観光客の受け入れ再開を見送ると明らかにした。年内の受け入れ再開は難しいとの見方を示している。
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4月2日から始まったインドネシア政府による外国人の入国禁止措置が現在も続いていることなどから延期を決定した。当面は国内からの観光客受け入れに注力し、観光業の回復を目指すという。
外国人観光客をめぐっては、ルフット・パンジャイタン海事・投資調整相が13日、「2020年末までは受け入れられない」との見方を示している。
バリ州では新型コロナウイルスの感染拡大を受け、3月下旬ごろからビーチや寺院などの観光地を順次、閉鎖。
また、政府による外国人の入国禁止措置に合わせ、外国人観光客の受け入れも停止している。
しかし、同州は観光地を7月9日から再オープンし、同月31日には国内からの観光客受け入れを再開。さらに外国人観光客の受け入れに関しても、9月11日から再開する計画を打ち出していた。
同州の空の玄関口であるングラライ国際空港では、8月14日までに一日あたりの利用者が2300人~2500人に回復しているものの、同州では8月22日までに、観光業に従事する2667人が失業し、7万3631人が無給のまま自宅待機を命じられているという。
新型コロナウイルス合同対策本部の統計によると、バリ州では25日時点で4576人が感染、52人が死亡している。
ソース:https://www.jakartashimbun.com/free/detail/52725.html
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