政府は防疫強化を図っているが捗々しくなく感染者は増える一方で、8月初めには10万人を超え、8月4日に11万人を超え、死者数もジリジリ上がり続け、この時点で2104人を数えた。
その後も、連日数千人単位の感染が確認され、8月7日になって122754人の感染、死者数2168人を記録し、インドネシア抜いてアセアン加盟国中、1位という不名誉な事態に陥っている。
この事態に対して、フィリピン政府は手をこまねいている状態で、感染が収束する見通しは全く立っていない。
ただし、これは他の国も同然で、アメリカ、日本、或いは東京都など指導者の無能、無策状態は明らかで、薬品、ワクチンなど希望的な観測が独り歩きしている。
フィリピンも中国の開発したワクチンを優先的に使用できると発表しているが、専門家の間には中国はフィリピン人を人体実験する意図があると指摘している。
また、ロシアも開発したワクチンをフィリピンに提供するとしているが、中国同様、独裁者の支配する国からの好意は要注意との声が挙がっている。
このコロナ禍によって、フィリピンの経済は数十年ぶりの停滞を招き、GDP成長率は前年から一転してマイナスに落ち込み、専門家の間では通年でマイナス4%前後であった予測が下方修正され、マイナス6~7%台或いはそれ以上になるのではないかと相次いで出されている。
ソース:http://www.ph-inside.com/news/board.php?board=news03&config=&command=body&no=516