香港:立法会選、候補資格取り消し続出も
行政会議メンバーを務める弁護士の湯家●氏は7月19日、商業電台の番組に出演し、9月の立法会議員選挙では多くの人が「香港版国家安全法」の限界に挑戦して立候補資格を取り消されるとの見方を示した。
この記事の続きを読む
20日の香港メディアによると、湯氏は「度々山に登れば虎に出くわす確率が高まる」とのたとえを挙げ、「香港版国家安全法」のボトムラインを試す者が多いほど、立候補資格を得られなくなる可能性も高まると指摘した。「香港版国家安全法」では有罪が確定した者は選挙に立候補できないと明記されているが、まだ有罪が確定した者はいないので目下のところ「香港版国家安全法」を引用して立候補資格を取り消される可能性はゼロという。候補資格取り消しは「香港版国家安全法」とは関係なく、選挙主任が選挙法例と基本法に基づいて判断したこととなる。
また民主派の予備選挙については選挙の公平性に影響するものの「香港版国家安全法」には違反していないと解釈。ただし予備選挙を取りまとめた戴耀廷氏は、民主派関係者が候補資格を取り消けされることを通して社会の大規模な抗争と国際制裁をもたらすことを計画しているため、これは「香港版国家安全法」に触れる意図があるとみている。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■記事提供 「香港ポスト」
■日刊香港ポストへの登録はコチラから
【購読無料】月曜から金曜まで配信 / ウェブ版に掲載されないニュースも掲載
※hotmail、outlook、icloud、http://me.com は現在のところ配信されにくいので、ご注意ください
※メールアドレスの入力ミスにご注意ください
※香港ポストからのお知らせやマーケティング情報が配信される可能性があります
最新ニュース
-
- 香港
- 香港:渡航シーズン、海外でデング熱などに注意 2022年12月8日
-
- インドネシア
- インドネシア:TOD投資フォーラム 日イの事業者ら覚書 都内 2022年12月6日
-
- 香港
- 香港:小売業総売上高、10月3・9%増 2022年12月2日
この記事の提供会社
「香港ポスト」 香港と中国本土の政治・経済・社会ニュースを日本語で速報します
-
- インドネシア
- インドネシア:国内で7店舗オープン ユニクロ
-
- インドネシア
- 首都圏広域で停電 MRT、信号も停止
-
- インドネシア
- ジャカルタの大気汚染が世界最悪に、マスク着用必要なレベル
-
- シンガポール
- シンガポール国民の過半数が「新年度予算案」を支持
-
- その他ヨーロッパ
- なぜ日本では「落とし物」をしても必ず返ってくるのか? 5つの理由