14日付香港各紙によると、林鄭長官は防疫抗疫基金から1億ドルを拠出し、老人ホームの入居者と職員、飲食業、不動産管理、タクシー運転手の4種類、計40万人余りのハイリスクの人たちに対する検査を無料で行うと表明。8月からは1日当たりの検査量が8000サンプルに達する見込みだ。
さらに中国本土の民間機関2社にウイルス検査サポートを委託し、できるだけ早くコミュニティーから隠れ感染者を探し出すと説明。うち1社は深セン市の検査機関で、すでに香港で開業。これまで香港で検査サービスを提供したことはないが、深セン市政府の協力により検査が可能となった。もう1社はすでにマカオ市民の検査を請け負っており、1日当たり1万5000サンプルの検査が可能だ。目下最大の問題は物流で、現在物流の詳細作業を手配しており、早ければ今週中にもサービスを開始するという。第1陣は老人ホームに関する検査で、費用はすべて政府が負担する。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■記事提供 「香港ポスト」
■日刊香港ポストへの登録はコチラから
【購読無料】月曜から金曜まで配信 / ウェブ版に掲載されないニュースも掲載
※hotmail、outlook、icloud、http://me.com は現在のところ配信されにくいので、ご注意ください
※メールアドレスの入力ミスにご注意ください
※香港ポストからのお知らせやマーケティング情報が配信される可能性があります