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日本国産のステルス戦闘機 2031年めどに生産開始目指す

 
2000年から配備されている航空自衛隊のF2戦闘機が、2035年ごろから退役する。このため政府は、F2戦闘機の退役時期に合わせ、後継となるステルス戦闘機を日本主導で開発する。維持や整備の基盤も、国内で確保するという。
 
また、防衛省は今月中にも、国内の開発体制について同省と企業側との契約方針をまとめる。
 
防衛省は、18年に発表した中期防衛力整備計画で「国際協力を視野に、わが国主導の開発に早期に着手する」と記した。日本がエンジンなど基幹部品を担い、米国から技術支援を受ける日米共同開発を想定している。
 
三菱重工業は、戦闘機のベースとなる実験機「X-2」の製造を主に請け負っている。同機は2016年に飛行を開始した。日本は米国、ロシア、中国に次ぐ4カ国目のステルス機開発国になった。
 
防衛省は次期戦闘機について、2024年度の試作完成を目指す。主要部品の基本設計と詳細設計図は2027年度までに作り、翌年には試験飛行を始める。同省は2020年度予算で、基本設計費などに約110億円を計上している。
 
(大紀元:編集・佐渡道世)
 
ソース:https://www.epochtimes.jp/p/2020/07/59252.html