香港:国家安全法、被告第1号の公判
「香港版国家安全法」が発効した初日に当たる7月1日に「香港版国家安全法」違反の疑いで逮捕・起訴された男の公判が6日に行われた。
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同日の香港メディアによると、「香港版国家安全法」違反の被告第1号となったのは「香港独立」の旗を掲げたバイクで警官隊に突進した23歳の唐英傑・被告。乱暴運転と「香港版国家安全法」違反の容疑で逮捕され、3日に「他人の国家分裂行為を扇動」と「テロ活動」の2つの罪で正式に起訴され、初の「香港版国家安全法」違反の起訴案件となった。被告は足の骨折で入院中のため前回の審問を欠席し、6日に再度行われた審問に車いすで出廷。保釈は認められなかったため、被告は次の公判の10月6日まで拘留される。
被告は1日、湾仔で「光復香港、時代革命」と書かれた旗を掲げて電動バイクで警官隊に突進し、警官3人を負傷させた。警官らは脊椎変位や肋骨骨折で5日間入院することとなった。弁護人は被告の掲げた旗に独立や政権転覆の意味はなく、香港特区が中国に属することを改変する意思はないと弁護。テロ活動の罪についてはいかに政治主張を実現しようとしたかを証明できなければ罪にはならないと主張した。
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