香港:ウイルス検査相互承認6月半ばから
広東省、香港、マカオの間で新型コロナウイルス肺炎(COVID―19)の検査結果を相互承認することで検疫を免除する措置が6月半ばにも実現する見込みだ。
この記事の続きを読む
6月5日の香港メディアによると、立法会保険界選出の陳健波・議員は、3地で「健康コード」推進を通じて7日以内の核酸増幅検査の結果を相互承認し、入境後14日間の検疫を免除するという措置を提案。7日の期限満了時に再び検査を行えば免除措置が続けられることとなる。陳議員は政府部門の回答を引用し、この措置の準備作業がすで8~9割完了しており、早ければ6月半ばにもシステムを始動させることが望めることを明らかにした。
また同システムは3地の政府機関が発行した検査結果を相互承認するだけのため、市民はプライバシー問題を心配することはないという。保険業界では従業員は香港で保険商品の契約を行わなければならないが、中国本土の顧客が香港に来るには14日間の検疫が必要なため保険購入を踏みとどまる傾向がある。
また本土と香港をまたがっている家庭では、すでに家族に会えない状況が4カ月続いているとの訴えが上がっている。通常は本土に居住し香港で仕事をしている人は検疫措置のために香港にとどまらなければならず、ゲストハウスに宿泊するかファストフード店で夜を過ごすか路上生活をする状況を強いられている。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■記事提供 「香港ポスト」
■日刊香港ポストへの登録はコチラから
【購読無料】月曜から金曜まで配信 / ウェブ版に掲載されないニュースも掲載
※hotmail、outlook、icloud、http://me.com は現在のところ配信されにくいので、ご注意ください
※メールアドレスの入力ミスにご注意ください
※香港ポストからのお知らせやマーケティング情報が配信される可能性があります
最新ニュース
-
- 香港
- 香港:渡航シーズン、海外でデング熱などに注意 2022年12月8日
-
- インドネシア
- インドネシア:TOD投資フォーラム 日イの事業者ら覚書 都内 2022年12月6日
-
- 香港
- 香港:小売業総売上高、10月3・9%増 2022年12月2日
この記事の提供会社
「香港ポスト」 香港と中国本土の政治・経済・社会ニュースを日本語で速報します
-
- インドネシア
- インドネシア:国内で7店舗オープン ユニクロ
-
- インドネシア
- 首都圏広域で停電 MRT、信号も停止
-
- インドネシア
- ジャカルタの大気汚染が世界最悪に、マスク着用必要なレベル
-
- シンガポール
- シンガポール国民の過半数が「新年度予算案」を支持
-
- その他ヨーロッパ
- なぜ日本では「落とし物」をしても必ず返ってくるのか? 5つの理由