2020年6月3日

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ベトナム:アパレル輸出は受注不足で激減の見通し

ベトナム:アパレル輸出は受注不足で激減の見通し

ベトナム繊維協会(Vitas)によると、最初の4ヶ月間のベトナムの繊維・アパレル製品の輸出は前年同月比10%減の106.3億米ドルとなり、新型コロナウイルスの影響でバイヤーが注文をキャンセルしたため、さらに大幅に下落する可能性があるという。

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4月だけでも、ベトナムの繊維・アパレル製品の輸出は前月比20%減の23億米ドルとなり、同協会の統計が明らかにした。
 
VitasのTruong Van Cam副会長は、輸出注文の大部分がキャンセルや遅延になっているため、5月と6月はさらに減少すると予想されていると述べた。
 
Vinatexによると、国内の繊維・アパレル業界は5月の受注の最大50%を失う可能性があるという。一方、需要の減少の中での供給の回復は世界的な価格の20%の減少につながるかもしれない、と言う。
 
同グループはまた、繊維・アパレルの輸出は第3四半期と第4四半期に反発し、低コスト製品が売上の大部分を占めると予測している。
 
しかし、ベトナムの2020年のアパレル輸出は、20-25%の間の下落のため、前年比20%減少する可能性があるとVinatexのLe Tien Truong社長は述べた。
 
Truong氏は、繊維・アパレル生産者がベトナム・EU自由貿易協定(EVFTA)に加盟している国から原材料を調達し、製品がEVFTAの「原産地規則」の要件を満たし、減税の恩恵を受けることができるようにするには、今が適切な時期であると述べた。
 
企業はまた、より高い品質要件を持つ小規模な注文を探すべきである、と同氏は述べた。
 
Vinatex社は第2四半期、多くの海外市場での高い需要に対応するため、フェイスマスクや医療用防護服の生産を継続し、市場が回復の兆しを見せた後は、顧客の需要に対応するため、安定した操業を確保するとした。
 
Vitasによると、昨年、ベトナムは繊維とアパレルの輸出で390億米ドルを稼ぎ、前年比7.6%増となった。
 
米国は引き続きベトナムのアパレル製品の最大の消費国であり、前年比9%増の125億米ドルで、輸出総額の39%を占めている。
 
次いでEUが2%増の44億米ドルで、全体の11.3%に相当する。次いで中国が42.5億米ドル、日本が42億米ドルで、それぞれ7%増、4.4%増となっている。
 
ソース:http://apparelresource.asia/news/item_4318.html

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