同長官は北九州市では43人の感染者のうち、17人程度は濃厚接触だと説明し、感染経路が追えていると強調。また医療提供体制も、コロナ患者向け病床が北九州市で93床、福岡県全体で490床確保されているとした。
その上で「本日開催される専門家会議で北九州市の事例も含めて、次の波を見据えて議論するとし、専門家の意見も踏まえて適切な対応を取っていく」と述べた。
「感染リスクをゼロにすることはできないがリスクをコントロールすることはできる」と指摘。東京都でも病院でのクラスター発生の懸念があるが、「都道府県において3つの密の危険性がある施設への協力要請をしっかりと行われているはずだ」との認識を示した。
北九州市の北橋健治市長は29日、同市の緊急対策会議で、「今の状況を一言で言うと、第2波の真っただ中にいる」と危機感をあらわにした。
ソース:https://www.epochtimes.jp/p/2020/05/57344.html