同日の香港メディアによると、陳長官は「この2日は多くの市民が母の日を祝うためレストランが予約満杯となり、商店も人の往来が顕著に増加した。多くのレストランや商店が待ち焦がれていた状況だ」と述べた。
陳長官は統計を引用し、飲食店の総収益は2019年4月から萎縮が始まり、減少幅は19年第4四半期に14%、20年第1四半期は32%に拡大し、2月の総収益はわずか58億ドルで前年同月の58%に過ぎないと説明。第1四半期の経済成長率はマイナス8.9%で過去最悪となり、第2四半期も予断を許さない状況にあるが、引き続き有効な防疫措置を行えば経済・商業活動は徐々に回復し第3四半期には好転するとの見方を示した。
だが「昨今、社会事件が再燃する兆候が表れており、経済の回復を妨害する恐れがある」と指摘。異なる意見を持っていても平和の原則を堅持すべきで、商店やショッピングモールの運営妨害、公共物の破壊、公衆の場での落書きなどはすべて違法行為で、経済全体にマイナス影響になると非難した。
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