同日の香港メディアによると、新措置は同日午前6時から実施されるため、マカオから珠海市へ出境する多くの市民や労働者で出入境管理所は夜通しごった返しとなった。新措置が実施される8時間前、マカオの3つの出入境管理所では計1万1600人が出境。最近の同時間帯に比べると約10倍の人数に達した。
同日午前9時半からマカオの黒沙環中街一帯の多くのスーパーマーケットでは米の商品棚の大部分が空となった。多くの市民は数袋の米を買ってキャリーカートで持ち帰った。八百屋でも野菜を購入する市民が普段に比べ約20%増えた。ある市民は普段、平均で週に1回は中国本土に買い物に行くが、新措置によってマカオで買い物するしかなくなると不満をもらした。
マカオ特区政府経済局と消費者委員会は、同日朝から糧食、生鮮食品、冷凍・冷蔵食品の供給状況を巡回調査した。目下のところ民生食用品の在庫は充足し供給は安定しているが、市民には過度に購入しないよう呼びかけている。
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