同日の香港メディアによると、同日午後に行われた行政会議では「予防及控制疾病条例」の下での新規則として、公衆の場で5人以上が集まるのを禁止することと、飲食業務などの規制の2つが採択された。ともに公共衛生の緊急状態に対応した臨時措置。5人以上集まることを禁止する規則では12項目の免除ケースがあり、仕事場や政府・法庭・立法会・区議会のプロセス履行、婚礼・葬儀など一部の状況は免除される。規定の有効期間は29日(日曜日)午前零時から14日間となる。
林鄭長官は制限人数について、科学的根拠はないが外国の規定を参考にし2~10人から検討したと説明。香港の場合1家族3~4人がそろって出席する場面が制限されるのは厳しすぎるため、4人を超えないとの制限が適切と判断したという。違反者は定額2000ドルまたは最高2万5000ドルの罰金および禁固6カ月となる。
林鄭長官は先に発表した法例改正を通じてレストランやバーでの酒類販売を禁止する提案が社会で物議を醸したことに言及。自身も飲食業界と2回にわたり会談し、社会では酒類販売を禁止するだけでは有効な対策ではないとみられていることから、人が集まることを防ぐためにさらに厳しい手段が必要だと指摘した。
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