そうした人々が前線で対応する医療スタッフに怒りの矛先を向け、怒鳴ったり、立ち去り際に唾を吐いたりするケースが報告されており、医療関係者は危機感を強めている。
患者の多くが住む同州キング郡の保健当局者は、症状が軽微な場合は自宅療養につとめ、診察を受けに来た医療機関で感染を拡大させるリスクを減らしてほしい、と要望している。
同州では、公営施設で可能な新型ウイルス検査の数が1日あたり100人程度にとどまっているため、民間施設の利用も検討している。保健当局者は医療機関の混乱を懸念し、「医療システムが過負荷になり、対処不能になるような事態は回避したい」としている。
ソース:https://www.epochtimes.jp/p/2020/03/52538.html