インドネシア:20年シェア12%目標 スズキ 生産50周年迎え
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インドネシア自動車工業会(ガイキンド)によると、スズキの19年販売台数(小売りベース)は前年比11・8%減の10万2865台だった。トヨタ、ダイハツ、ホンダ、三菱自動車に次ぐ5位だが、シェアは18年の10・1%より減らした。
国内市場全体でも販売台数が9・5%減少した。また、五菱(ウーリン、同39・2%増の2万1112台)や日産(同23・6%増、1万2570台)、東風小康汽車(DFSK、同381・2%増、3260台)にじわりと追いかけられる構図も見える。
スズキの主力はピックアップトラック「キャリー」で、2019年に5万4943台を売り上げた。乗用車では「エルティガ」と「エルティガスポーツ」が多く、販売台数は計2万6377台だった。
板山社長は国内市場に関し、「今年こそは上向いてほしい」と期待する一方、「ピックアップは(特に)景気の動向に左右される」とし、引き続き難しい局面が続くとの見方を示した。
19年のオートバイの販売台数(工場出荷ベース)は7万1861台だった。
スズキは1970年にインドネシアでオートバイの生産を開始。現在は自動車、オートバイ、船外機の販売を行っているほか、西ジャワ州ブカシ県デルタマスで敷地面積130万平方メートルの工場を稼働させるなど、生産拠点としてもインドネシアを高く位置付ける。
今年は新商品の投入や50周年に関するプロモーションの展開などを検討しており、顧客の関心を集めていく考えだ。(大野航太郎、写真も)
ソース:https://www.jakartashimbun.com/free/detail/50897.html
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