そんな中でタイ保健省は1月22日、タイ中部ナコンパトム県の病院で治療を受けている73歳の女性が、新型コロナウイルスに感染していたと発表しました。これでタイで発見された新型コロナウイルスの感染者は中国人3人に続いて、4人目。タイ人では初めての感染者となりました。
女性は2019年末に中国・湖北省武漢市から帰国。その後体調を崩し治療を受けていたとのこと。
まもなく旧正月(春節)で、中国人が世界各国に旅行へ出かける時期。新型コロナウイルス感染者が移動する可能性もあり、人から人への感染も確認されたことから、さらなる感染の拡大が心配されています。なおタイの主要空港では、入国審査前に赤外線サーモグラフィで乗客の体温を測定しウイルスキャリアの疑いをフィルタリングするなど、対策を行っています。
ソース:https://www.thaich.net/news/20200122co.htm