香港:65歳以上に毎月3585ドル支給
林鄭月娥・行政長官らは1月14日、10項目に及ぶ民生政策措置を発表したが、中でも最も大きな予算を占めるのが高齢者向け生活手当の制度改革だ。
この記事の続きを読む
15日付香港各紙によると、65歳以上を対象とする高齢者向け生活手当は資産上限が普通手当で34万3000ドル、高額手当で約15万ドルとなっていたが、これを統合して資産上限を50万ドルに大幅に引き上げる。
一律で毎月3585ドルが支給されることとなり、約5万人の毎月の支給額が910ドル増えるほか約10万人が新たに受給資格を得ることとなる。これによって歳出は約50億ドル増える見込みだ。
特区政府は昨年、高齢者向けの生活保護の受給資格年齢を60歳以上から65歳以上に引き上げたが、今回10項目の措置に盛り込まれた交通機関を2ドルで利用できる優遇では資格年齢を65歳以上から60歳以上に引き下げた。これにより約60万人が恩恵を受ける見込みだ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■記事提供 「香港ポスト」
■日刊香港ポストへの登録はコチラから
【購読無料】月曜から金曜まで配信 / ウェブ版に掲載されないニュースも掲載
※hotmail、outlook、icloud、http://me.com は現在のところ配信されにくいので、ご注意ください
※メールアドレスの入力ミスにご注意ください
※香港ポストからのお知らせやマーケティング情報が配信される可能性があります
最新ニュース
-
- 香港
- 香港:渡航シーズン、海外でデング熱などに注意 2022年12月8日
-
- インドネシア
- インドネシア:TOD投資フォーラム 日イの事業者ら覚書 都内 2022年12月6日
-
- 香港
- 香港:小売業総売上高、10月3・9%増 2022年12月2日
この記事の提供会社
「香港ポスト」 香港と中国本土の政治・経済・社会ニュースを日本語で速報します
-
- インドネシア
- インドネシア:国内で7店舗オープン ユニクロ
-
- インドネシア
- 首都圏広域で停電 MRT、信号も停止
-
- インドネシア
- ジャカルタの大気汚染が世界最悪に、マスク着用必要なレベル
-
- シンガポール
- シンガポール国民の過半数が「新年度予算案」を支持
-
- その他ヨーロッパ
- なぜ日本では「落とし物」をしても必ず返ってくるのか? 5つの理由