中国当局は前週、原因不明の肺炎が重症急性呼吸器症候群(SARS)や中東呼吸器症候群(MERS)の原因となるウイルスに属する新種のウイルスだと発表。これを受けて、大規模な流行につながるとの懸念が強まった。
WHOは声明で、これまでの調査で原因不明の肺炎の発症は「武漢市のある海鮮卸売市場と関連している可能性がある」としたうえで、問題の海鮮卸売市場は1月1日に閉鎖されたと説明。「現時点で、医療関係者が感染したとの報告はなく、人から人への感染も確認されていない」と述べた。
これまでのところ、原因不明の肺炎の発症者は41人、うち1人が死亡している。
ソース:https://www.epochtimes.jp/p/2020/01/50594.html