香港:常陽銀行が「いばらき食の商談会」
尖沙咀東のニューワールドミレニアム香港で12月19日、茨城県の常陽銀行が主催した「常陽いばらき食の商談in 香港2019」が開催された。
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同行単独で海外での商談会を開催するのは初めて。茨城県産の食材をより多くの方に知ってもらい輸出拡大を目指すもので、茨城県から約20社が来港し、いちご、アールスメロン、栗、鶏卵、はちみつ、納豆、甘藷、加工品(魚類缶詰、野菜チップスなど)、調味料、日本酒、ワインなど約60品の県産品の試食会が実施された。会場では茨城県特産のアンコウ(12キロ、35000円相当)の吊るし切りとともに「あんこう鍋」が振る舞われたり、お茶の手揉みのパフォーマンスなどが行われた。午前中は一般客が100人を超え、午後のバイヤー向けの商談会には約40社が来場した。
主催した常陽銀行は今年7月に地域創生に向けた取り組みを目指した地域商社準備室を新設したばかり。今後は農林水産物や加工品など「食」の資源の発掘、生産、マーケティング、販売、流通、資金計画など、ワンストップで支援するビジネスモデルを構築する。2011年の東日本大震災による原発事故で停止された香港への輸出は、昨年7月に緩和され、今後の流れに期待を寄せる。
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