インドネシア:貨物機が着陸試験 首都南方サングレー空港
11月の開港を目指して改修を進めてきたフィリピン首都圏南方カビテ州のカビテ半島先端にあるサングレーポイント・フィリピン空軍基地で29日、民間貨物機の着陸試験が実施された。トゥガデ運輸相は「11月中に運航を開始する」としたが、「当面は貨物機やプロペラ機の運行に限定する」との認識を示している。
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【画像:試験着陸でサングレー空港に降り立ったセブゴーの貨物機=29日11時ごろ、ルソン島カビテ州】
現時点で運航が決まっているのはセブパシフィックの子会社セブゴーの貨物線数便だけだが、運輸省高官によると、エアーアジアとフィリピン航空の貨物便も名乗りを上げているという。
同空港へのアクセスとしてはマニラ市とサングレー空港に隣接するカビテ海軍工廠との間を民間フェリー会社のトロンクエド・ボーツが約20分で結ぶ。当面は28人乗り高速艇1隻で運航を開始し、その後は2隻に増やす。また、首都圏パラニャーケ市とカビテ州をつなぐ高速道カビテックスを同空港付近まで延長する計画もある。
カビテ州のレムリヤ知事は「カビテ州は今後、国際空港を持つフィリピンの玄関口になっていく」と開港への期待を表明した。
2440メートルの滑走路1本を持つ同空港は、当面日中だけの運用となるが、準備が整い次第、夜間も運用される。現在は160人収容の旅客ターミナルビルとハンガー2つが完成している。
サングレー空港はまた、来年1月から第2段階の工事として総工費100億ドルをかけて「国際空港」化を目指す。この建設工事受注には、中国企業を含む6社が名乗り出ているという。
ソース:https://www.jakartashimbun.com/free/detail/49970.html
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