三谷産業とJAIST、ベトナム人留学生向けの奨学金制度を新設
三谷産業(三谷忠照社長)と国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)は、ベトナム人留学生を対象にした新たに貸与型奨学金制度を10月から開始した。今回初めて奨学金を受けるグエン・ヴー・レーさんは、10月2日付でJAISTに入学した。
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【写真:左からJAISTの浅野哲夫学長、ベトナム人留学生のグエン・ヴー・レーさん、三谷産業の梶谷忠博取締役】
三谷産業とJAISTが面接によって決定した博士前期課程に入学するベトナム人留学生に対して三谷産業より、博士前期課程の2年間に加え、入学前の日本語教育を受ける3カ月間の学費・生活費、渡航費などを貸与し、対象学生が修了後に三谷産業に就職して4年間以上勤務することで返済を免除する。三谷産業はベトナムにものづくりの拠点を持っており、そこで2200人を超えるベトナム人社員を抱えている。将来的にはJAISTを卒業したベトナム人留学生を同社のベトナム拠点におけるリーダーに育成していく。
今回、対象となったレーさんはベトナム国家大学ハノイ校理科大学を卒業し、7月に来日して3カ月間の日本語教育後、10月よりJAISTの博士前期課程(先端科学技術専攻)に入学した。入学にあたってレーさんは「これまでベトナムだけでなく海外のさまざまな研究所や企業、大学で、勤務、修学、インターンシップを経験してきたが、その中でもJAISTと三谷産業は、私の将来的なキャリアを広げ、かつ深めてくれる最も一流でプロフェッショナルな進学先であり勤務先であると強く信じている」と意気込みを語った。
ソース:https://www.weeklybcn.com/journal/news/detail/20191006_170020.html
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