条件では非電化、ディーゼル運転で時速160キロ、ジャカルタ・スラバヤ間の目標移動時間は現状の半分程度の5時間半程度と決まった。線路幅(狭軌)は日本のJR在来線と同じ1067ミリを採用する。
工期は二つに分け、ジャカルタ・スマラン(中部ジャワ州)間をフェーズ1、スマラン・スラバヤ間をフェーズ2とする。
調査は6月から始まっており、今後1〜1年半かけて進められる。その上で事業計画や総事業費、円借款を導入するか否かなど資金調達のスキームが決められる。総事業費はインドネシア側は約60兆ルピアを想定しているが、調整が必要だ。債務増を嫌うインドネシアは、民間資金活用の官民連携(PPP)手法を取り入れたい方針という。
事業については17年1月の安倍晋三首相来イの際、インドネシア側が日本側からの提案を期待する考えを示していた。
(じゃかるた新聞:平野慧)
ソース:https://www.jakartashimbun.com/free/detail/49590.html