香港:香港で再びデモ、一部で過激化 市民同士の衝突も
香港 15日 ロイター] – 「逃亡犯条例」改正案をきっかけとする政府への抗議活動が続く香港では週末もデモや衝突が起こった。条例改正案が撤回されたにもかかわらず、混乱が収束する兆しは見えない。
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14日は、政府に抗議するデモ隊と親中国派のデモ隊が衝突。警察が介入する事態となった。
15日は、金鐘地区にある中国人民解放軍基地周辺で、一部デモ隊が警察に向かってれんがを投げつけたり、10月1日の中国建国70周年をアピールする赤い旗を引きずりおろしたり、火をつけたりした。
警察は、放水車や催涙弾を使用してデモ隊を強制排除した。
フォートレスヒル地区では、白いTシャツを着た集団とデモ隊が衝突した。
地下鉄の駅周辺は、デモ隊の破壊、妨害行為を防ぐために警察が厳戒態勢を敷いた。
3カ月あまりにわたる抗議活動は、香港経済に深刻な影響を与えている。
香港空港当局は15日、8月の利用客が前年比12.4%減少したと明らかにした。
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