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インドネシア:文化体験に人だかり JJM 初出展の企業も

 
JJMでは来場者が聴衆として受け手で終わるのではない、日イそれぞれの文化に触れることができる「体験型イベント」であることを重視している。昨年好評だった相撲などの文化を紹介する「交流広場」に加え、スイカ割りや着付け、バティックなどを楽しむ「体験ゾーン」がはじめて設置された。
 
企業ブースでは、住友商事が初めて出展した。風鈴70個を飾ったブースをめいっぱい使い、餅つきやけん玉、書道、着付けなどを体験できるコーナーを設け、人だかりができた。パナソニックや三井物産なども出展。三菱UFJ銀行は、ジャカルタ支店と傘下のバンク・ダナモングループが出展し、総合力をアピールした。
 
7日の午後5時ごろから神輿(みこし)連による練り歩きが行われた。山車、子ども神輿、女神輿、男神輿が体験広場からメーンステージまでの約150メートルを進んだ。
 
高校3年生のロイさん(17)は「神輿の重さを知るため」に男神輿を担いだ。メーンステージ前で神輿を下ろすと日本語で「超重かった!」と話し、手渡されたミネラルウオーターを勢いよく飲み干した。
 
出店で注目を集めたジョコウィ大統領の次男カエサン・パンガレップさんが経営するコーヒーチェーン店、「トゥルナコピ」は人気メニューの甘めのコーヒー「グラ・ジャワ」をはじめ、150本を売り上げた。
 
売り子のアルさん(22)は、「JJMはお互いの文化を知るための良い機会であり、両国の関係はより密接になる。多くの人にトゥルナコピのコーヒーのおいしさも知ってもらいたい」と話した。
 
JJMには2日間で3万人以上が来場した。中央ジャカルタ区在住のアナントさん(22)は「JJMには3年連続参加している。好きなアニメのグッズを買ったり、ステージのパフォーマンスを見るのが楽しい」と語った。
 
中央ジャカルタ区在住のラ・ビバさん(21)は「コスプレが好きで、ことし初めて祭りに参加した。いろいろな人と写真を撮ったり、他のコスプレイヤーと会えた」と語った。(平野慧、高地伸幸、本間太郎、小山倫)
 
ソース:https://www.jakartashimbun.com/free/detail/49368.html