林鄭長官は過去数日に鉄道が深刻な影響を受けながらも、香港鉄路(MTRC)が短時間で10カ所余りの駅を復旧させたことを挙げ「香港人の精神が再び示された」と指摘し、2日にはMTRC職員に感謝の意を伝えたと述べた。同じく影響を受けた香港国際空港についても、当日深刻な遅れが出た旅行者に対し謝罪し、「引き続き観光やビジネスで香港を訪れてほしい」と述べた。
さらに毎回の集会やデモ行進の後に道路や建築物に残される落書きを消している職員をはじめ、速やかに後始末を行っているすべての公務員に感謝の意を表した。また林鄭長官が財界との会合で「選択できるなら辞任を選ぶ」と述べたとロイターが報じたことについて記者が質問。
林鄭長官はプライベートで出席した非公開会合の内容が公表されたことはルール違反であり失望したと述べながらも、財界など社会のリーダーが出席していたことから批判を控えた。辞任するかどうかの問題はすでに2カ月余り前に答えたとして「初めから現在まで中央に辞任を申し出たことはない」と断言。
また自身が率いる政権チームが香港を困難な局面から脱却させられると思っていることが辞任を申し出ない理由だと説明し「辞任したいけど辞任できないという矛盾は存在しない」と述べた。
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■記事提供 「日刊香港メールニュース」
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