ホーチミン市当局は、テクノロジー企業のTri Nam Technology Development Investmen社とMobike社、IOT Vietnam社から自転車シェアリングサービスの提案を受け取った。
ホーチミン市公共交通管理センター(MCPT)のTran Chi Trung氏は、自転車シェアリングはバス停までの移動や3km未満の短距離移動をする需要を満たすだろうと語った。
承認された場合、自転車シェアリングの試験運用が1区で行われる。1区には31のバス路線があり、政府関連施設や学校、病院などが多くある。
試験運用期間には、自転車約800〜1,000台が導入され、自転車ステーションが70〜80箇所に設置されるという。自転車ステーションはバス停や学校、観光スポットの周辺に設置され、各自転車ステーションの自転車配置台数は10〜20台の予定である。
料金は30分の利用で5000ドンに設定される見込みである。
試験運用中は利用者を増やすため、最大3ヶ月にわたり最初の15分間の利用料が無料に設定することも検討されている。また、盗難防止のため、自転車にはGPSが設置されるという。
事業者らはホーチミン市当局による試験運用の承認を待っている間、実現可能性調査を行なっている。
しかし、ホーチミン市の現在の交通状況や移動手段を考えると自転車シェアリングの実現性に対して疑問の声も上がっている。
経済学者のChung Thanh Tien氏は、ホーチミン市の道路は車やバイクが多く、自転車専用車線が無いため、安全上の懸念があると述べた。
交通運輸省によると、ベトナム最大の大都市ホーチミンの人口は840万人、登録バイク台数は約730万台、さらにその他100万台以上のバイクが他の地域から持ち込まれているという。
GREEN SUN: ベトナム語翻訳者:キム
ソース:https://greensun.com.vn/ja/ベトナム-テクノロジー企業、ホーチミン当局に自/