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ロシア、核実験禁止条約機関けん制 「事故に関与すべきでない」

 
CTBTOは19日、事故現場に最も近い2カ所の放射線観測所からのデータ送信が途絶し、その後さらに2カ所でもデータが途絶えたと明らかにした。CTBTOは20日、4カ所のうち少なくとも1カ所は送信が再開したと明かした。
 
ロシア国営原子力企業のロスアトムは、8日のロケット実験の際に従業員5人が死亡したと説明。2人の軍関係者も死亡したという。
 
事故に関連した情報には相反するものをある。国防省は当初、事故後の放射線量は通常時と変わらないと説明したが、気象当局は近郊のセベロドビンスク市の放射線量が通常時の16倍に上昇したと明らかにした。
 
リャブコフ外務次官は20日、「国際的な観測システムの一部であるわが国の観測所からのデータ提供は完全に任意であると覚えておくことが重要だ」と語った。
 
条約は1996年に国連総会で採択されたが、一部の国が署名していないため、発効していない。
 
ソース:https://www.epochtimes.jp/p/2019/08/46155.html