韓国軍合同参謀本部は6日、北朝鮮が南西部の黄海南道付近から海に向けて2発の飛翔体を発射したと明らかにした。北朝鮮による飛翔体の発射は7月25日以降4度目。北朝鮮は、米韓合同軍事演習は外交上の合意に違反していると非難している。[nL4N2514Y6]
エスパー長官は、日本訪問に随行している記者団に「カギは外交の扉を開けておくことだ。われわれはこれら(ミサイル発射)に過剰に反応するつもりはないが、それらをモニターし注意深く観察し、何が起きているか把握している」と述べた。
その上で、6日に発射されたミサイルは短距離弾道ミサイルだとし、訪問する日本、韓国の防衛関係閣僚と北朝鮮問題について話し合うと述べた。
コンピューターのシミュレーションを主体とする米韓合同軍事演習については、現在実施中だと述べ、現時点で将来の合同軍事演習を変更する計画はない、と説明した。