海外ビジネスニュースを毎日配信!− DIGIMA NEWS

シンガポール :コワーキングスペースのウィーワーク、21階建てCBDビルに入居へ

 
現在入居している香港上海銀行は20年4月に賃貸契約が切れるため、ここがウィーワークがシンガポールで運営する最大の施設になる。CCTはウィーワークに貸すまでの間、4,500万Sドル(約35億7,615万円)を投じ内部を改装する。
 
不動産サービスのコリアーズによれば、CBDにあるオフィスの4%はコワーキング用と、近年コワーキングスペースの利用は急増。CBDでオフィスビルがまるごと市場に出るのは珍しく、ウィーワークは社名をビル正面に掲げることができる。
 
ウィーワークは創業して10年もたたずして、28カ国に進出。しかし、収入が短期契約、借り入れは長期というビジネスモデルのため、経営は赤字だ。