セブ島南部の町でダンプが横転 死者9人重軽傷多数
7月19日(金曜日)午前7時40分頃、セブ島南部西海岸にあるボルホオン町(人口約1万7千人)の山間で、町のスポーツ大会に出席するために小学生と引率を乗せた小型ダンプカーが坂道で横転。
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ダンプカーの荷台に乗っていた38人が道路に投げ出されたり、ダンプカーの下敷きになって小学生8人と引率の教師1人、計9人が死亡、20人が重軽傷を負った。
この事故で重軽傷者は近隣の町にある病院に搬送されたが、重篤者はセブ市にある病院まで送られた。
同ダンプカーは中国製でボルホオン町が2016年に購入、使用していたが、負傷した運転手によると坂道で突然ブレーキが効かなくなったと述べていて、整備不良もしくは無謀な運転による事故ではないかと見られている。
ダンプカーやトラックの荷台に人を乗せて運ぶ行為はフィリピンでは普通に見られるが、2011年に内務自治省は同行為を禁止する通達を出していたが、守られていないのが実態で、この事故を受けて町や州当局は『単純な原因による事故』と責任逃れを早くもしている。
セブ島では同様な大事故が2011年8月、西海岸バリリ町で起き、この時は50人がトラックの荷台に同乗し、内10人が死亡、重軽傷者多数を生じた。
また、フィリピン各地ではバスやジープニーによる事故が多発し、これらの原因は運転手による無謀な運転、積載荷重や整備不良によるブレーキの故障と共通していて、このいった事故を防ぐことは難しいのが実情である。
ソース:http://www.ph-inside.com/news/board.php?board=news03&command=body&no=498
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