電子製品では5割弱を占める集積回路(IC)が33.0%減と低迷したほか、パソコン(PC)やディスクメディア製品が4割を超える減少。非電子製品も12.4%減と前月の減少率を上回り、非貨幣用金が50.2%減、石油化学製品が16.7%減、医薬品が11.3%減と大きく落ち込んだ。
上位10カ国・地域への輸出は、米国向けを除き減少。香港向けは38.2%減と下げ幅が大きく、とくに非貨幣用金とディスクメディア製品の減少率は80%を超えた。中国向けは15.8%減。ICが39.7%減だった。一方、米国向けは1.5%増と、拡大が続いている。電子製品が21.2%減る一方、非電子製品が7.1%増えた。
シンガポール企業庁は5月、19年通期のNODX伸び率予測を前年比でマイナス2.0〜0.0%に下方修正した。ただ1〜6月は前年同期比で1割減と予測を大幅に下回っている。
(大紀元:提供:亜州ビジネスASEAN)