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シンガポール :3次元プリンターなど新技術の工業規格40件、来年にかけ策定

 
SSCは産業界が主導する組織。5年ごとに規格の見直しを行っており、昨年4月から今年3月までの期間に112件の規格の精査を終えた。うち19件は、小荷物ロッカーネットワークへの配達に利用するデータ交換技術、自動運転など新技術に関するもの。規格の順守は任意だが、政府機関が安全、保健、環境上の理由から行政措置、規則とした場合は、順守が義務付けられる。
 
シンガポールはこうした規格を決める国際フォーラムにも積極的に参加しており、現在はブロックチェーン技術、人工知能(AI)、循環経済、スマート製造業に関するフォーラムに加わっている。国際標準化機構(ISO)においては、船舶燃料、クラウドコンピューティング、水効率に関するISO標準の開発を主導している。