トルコ大統領、米国がF35引き渡し拒否なら「強奪」=現地紙
[イスタンブール 4日 ロイター] – トルコのエルドアン大統領は、同国が決めたロシア製の地対空ミサイルシステム「S400」購入を巡り、米国が最新鋭ステルス戦闘機「F35」のトルコへの引き渡しを拒否すれば、「強奪」になると非難した。4日付のトルコ紙ハリエットが報じた。
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エルドアン大統領は先月29日、20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)の合間にトランプ米大統領と会談した後、S400導入に絡む米国からの制裁は回避できるとの見通しを示していた。
しかし、米政府高官らはロイターに対し、トルコがS400を購入すればトルコに制裁を科し、F35関連プログラムから除外する方針に変わりないとした。
ハリエット紙によると、エルドアン大統領は中国訪問中に記者団に対し「もしあなたに顧客がいて、その顧客が正確に支払いを行っているなら、商品を渡さないことがあるだろうか。それは強奪だ」と語った。
大統領はまた、トルコはこれまでにF35に14億ドルを支払い、4機の引き渡しが完了しているとし、トルコのパイロットが訓練のために米国に向かっていると述べた。
「われわれは116機のF35購入で合意している。トルコは(F35の)市場なだけではなく、生産にもかかわり、部品の一部はトルコで生産されている」と語った。
ソース:https://www.epochtimes.jp/p/2019/07/44506.html
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