創業者で最高経営責任者のウォルター・ドウーデ氏は「数千の金融商品、サービスが提供されているが、どれも統合されておらず、スマホをまず利用する生活スタイルに合っていない。わが社はこうしたニーズに対応する」と語った。
住友生命の出資でシンガポール・ライフが得た資金は計1億5,300万米ドル(約165億円)になった。これまでに、英ネクス・グループのマイケル・スペンサー氏、保険の米アフラック、アバディーン・スタンダード・インベストメントが出資している。
シンガポール・ライフは昨年、チューリッヒ保険シンガポールのビジネスを買収した。昨年度決算の純利益は500万米ドル(約5億3,960万円)。住友生命は新たなデジタルサービスを推進しており、シンガポール・ライフが持つデジタル技術のノウハウを自社業務に活用する。