弁護団は声明でラメッティ法相宛てに書簡を送ったと明らかにし、「CFOの身柄引き渡しには法的根拠がない。手続き中止がカナダにとって最善の利益だ」と訴えた。
カナダ司法省は書簡については確認を避け、カナダは「法の支配を尊重」し、身柄引き渡し手続きに従っているとコメントするにとどめた。
フリーランド外相は13日、「孟氏に関して政治的干渉はない。それが身柄引き渡し要求の正しい道筋だ」として引き渡しを停止する案を否定した。
孟氏のカナダの弁護団は、カナダ、米国ともにこの問題に対する管轄権はなく、「政治的目的」のために身柄引き渡しが求められていると主張した。
孟氏は18年12月、米国の要請を受けバンクーバー空港で逮捕された。同社とイランで事業を行う企業の関係について、国際的な金融機関を欺いたとして米当局に起訴されている。孟氏は不正を否定しており、ファーウェイは3月にニューヨークの連邦地裁で行われた罪状認否で無罪を主張した。
ソース:https://www.epochtimes.jp/p/2019/06/44098.html