セイコーエプソン、中国のベンチャー企業と提携、SNS活用の新事業を目指す
セイコーエプソンは6月17日、SNSを活用して印刷ビジネスを展開する中国のベンチャー企業「南京功夫豆信息科技」(KFB社、江蘇省南京市)に出資し、パートナーシップ契約を結ぶと発表した。今後、新たなインクジェットプリンティングビジネスの創出を目指す。
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KFB社は2016年7月に設立し、同社が設置したプリント機器とユーザーのSNSアプリ「WeChat」(ウィーチャット)を連動させ、広告付きの写真を無料印刷できるサービスを開始した。2年間で中国域内のプリント機器の設置台数は約5万台となり、ウィーチャットでは6000万人以上のアカウントフォロワーを獲得。フォロワーの獲得と広告収入を得るビジネスモデルで急成長している。
セイコーエプソンは、中国の地域統括会社を通じてKFB社に出資する。出資額は非公開。第2期中期経営計画の基本方針の一つとして「資産の最大活用と協業・オープンイノベーションによる成長加速」を掲げており、今回のパートナーシップ契約は、インクジェットイノベーションにおける具体的な施策の一つになるとしている。
ソース:https://www.weeklybcn.com/journal/news/detail/20190618_168045.html
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