フィリピン:関税局、豚肉製品の輸入を厳重に監視
関税局(Bureau of Customs:以下BOC)は、アフリカ豚コレラ(African swine fever:以下ASF)に感染した豚肉製品の輸入を防ぐため、継続的かつ厳重な監視を実施することを約束した。
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ASFとは、アスファウイルス科のDNAウイルスが、豚やイノシシに感染し、高熱や内臓出血を引き起こす高伝染性出血性疾患である。
同局は、食肉製品を輸入することができるのは、農務省(Department of Agriculture)や畜産局(Bureau of Animal Industry)、厚生省食品医薬品局(Food and Drug Administration:以下FDA)など、政府機関より適切な許可を得た輸入業者のみと説明したほか、政府機関と緊密に連携していることを保証した。
FDAは中国やハンガリー、ロシアをはじめとした全16ヵ国からの豚肉加工製品の輸入、流通、販売を一時的に禁止し、ASF感染が疑われる国からの輸入豚肉製品の回収および押収も命じた。また、このような製品の輸入や流通、販売は、2009年のFDA法および2013年の食品安全法における食品安全性の規制に違反していると指摘している。
一時的な規制は、2000億ペソ規模の養豚業界にリスクをかけない最も効果的な対策だと考えられる。また、政府機関が定めた基準に従い、適切な許可を取得すれば輸入業者は再び市場に参入可能になるだろう。
ソース:https://davawatch.com/articles/2019/06/16/13989.html
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