米ロ関係は「悪化の一途」=ロシア大統領
[モスクワ 13日 ロイター] – ロシアのプーチン大統領は13日公表されたインタビューで、米ロ関係が悪化の一途をたどっていると発言、米国の現政権が多数の対ロシア制裁を導入していると批判した。日本で開催される20カ国・地域(G20)首脳会議を前に、厳しい見方を示した。同大統領はG20でトランプ米大統領と会談する可能性がある。
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プーチン大統領は「(米ロ関係は)悪化している。悪化の一途をたどっている」と発言。「私見では(米国の)現政権は近年、数十の対ロシア制裁を承認している」と述べた。
同大統領は、米ロ関係とは対照的に、中ロ関係は発展しているとの認識も示した。
ロシアのミール・テレビとのインタビューで述べた。ロシア大統領府が発言内容を公表した。
トランプ大統領は12日、G20でプーチン大統領と会談する方針を示したが、ロシア大統領府はその前日、会談は「未定」であり、まだ具体的な点について協議していないと主張している。
トランプ大統領は12日、「ロシアと素晴らしい関係」を築くことを望んでいるとする一方、米軍がポーランドに1000人を増派すると表明。ロシア産ガスをバルト海経由で欧州に輸送するパイプライン「ノルドストリーム2」プロジェクトを阻止するため、制裁措置を検討していることも明らかにし、ドイツに対しエネルギーでロシアに依存しないよう警告した。[nL4N23K00J]
プーチン大統領は、米国との関係が円滑になることを望むとも発言。「最終的には常識が通じることを期待する」とし「米国人のパートナーも含め、すべてのパートナーとともに、今度のG20の枠組みの下で、建設的で、経済協力に必要な安定した状況を生み出す合意を成立させることが可能だ」と述べた。
ソース:https://www.epochtimes.jp/p/2019/06/43735.html
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