フィリピン:デング熱対策特別委員会、ダバオ市の監視に向け復活
ダバオ市は最近、デング熱の拡大を避けるため、様々な地方における行動計画を観察するデング熱対策特別委員会を復活させた。
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保健省ダバオ地方事務所(Department of Health:以下DOH-DVO)は、今年1月から5月16日にかけての市内のデング熱患者数が2,468人に達したと報告。2018年の同時期は1,050人と、同市は新たな伝染病が流行しているのではないかと考えている。
DOH-DVOのAntonietta Ebol氏は5月20日の記者会見において、患者数は今後数週間でさらに増加する可能性があること、また、デング熱の流行には3年周期のパターンがあることを明らかにした。
同氏はさらに、雨季と気温の上昇により蚊の繁殖地が増え、流行は避けられないと述べ、毒性の蚊、ゼロ型(デング熱やチクングニア病を感染させる)が同地方に多く集まるとのこと。
DOH-DVOは現在、感染者を減らすために様々な対策をとっており、その中には感染の影響を最小限に抑えるために草の根レベルの啓発キャンペーンを強化している。また、観察のシステムを強化し、様々な地方からのデング熱の感染報告を保健長官に毎週提出。
デング熱患者が多い地方では、啓発レベルのキャンペーンに焦点を当て、それとは別に、デング熱予防の向上に焦点を当てたキャンペーンを実施することも有益ではないだろうか。
ソース:https://davawatch.com/articles/2019/06/02/13939.html
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