アッパー・セレター貯水池を見渡す区域(4.6ヘクタール)に開発する。建設されるのは、ホテル客室、ロッジ、種のさやをかたどったツリーハウスなどで、客室総計は338室。可能な限り床面を地上より高くし、野生生物が移動できるようにする。全体の設計はシンガポール企業のWOWアーキテクツが受注した。
自然の風を取り入れ、発電にはソーラーパネルを設置するなどエネルギー利用を最大限抑制する。木の伐採も最小限にとどめる。宿泊客と野生動物との望まざる遭遇を避けるため、リゾートの周囲に高さ2メートルの障壁を設置する。野生動物はほとんどが夜行性のため、リゾート内で発生する音が外に漏れないようにする。マンダイ・パーク・ホールディングスが所有し、リゾート運営のバンヤン・ツリー・ホールディングスが運営する。建設工事は入札にかける。
マンダイの総合開発では、ジュロン・バード・パークを来年、ジュロンからナイト・サファリの西側に移転する。雨林公園も整備する。