変動料金制は需給に応じ料金を変更する商行為で、配車サービス業界が採用している。雨が降る土曜の夕方は通常なら10Sドル（約812円）の料金が50Sドル（約4,061円）になり、鉄道の運行停止の時は100Sドル（約8,121円）にもなる、という仕組みの料金制。コンフォートデルグロは一部の車両で変動料金制を採用する意向のようだ。
コンフォートデルグロは配車サービスにシェアを奪われたため個人ハイヤービジネスに参入することを計画し、ウーバーとの提携を模索したが、ウーバーの撤退で実現しなかった。
配車サービス業者グラブの2013年のシンガポール参入以来、コンフォートデルグロのタクシー利用は約30％減少している。運転手を維持、確保するためにも新機軸が必要と考えているようだ。