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シンガポール:スタートアップへの出資が増加、昨年は353件

 
ESGはシンガポール金融管理庁(MAS)と協力して、シンガポール発のスタートアップと国際投資家を結びつける活動を増やす。その一環として4月26日開始されたのがスリングショット国際版で、内外100のスタートアップが投資家、企業ファンド、ベンチャーキャピタル業の50社を相手にアイデアを売り込んだ。
 
既存のスタートアップ支援プログラムも充実させる。初めて起業に乗り出す者を指導し、種となる資金を提供するメンター制度のメンターとして17社を加えた。これでメンター数は45になり、年間200社のスタートアップの育成目指す。
 
ほかに実施中のプログラムに「能力転換のためのパートナシップ」がある。政府機関が直面する課題、問題を公表し、スタートアップから斬新な解決法を募集するもので、政府は2017年度に8,000万Sドル(約65億4,800万円)の予算を組んだ。
 
公営団地改善のアイデア募集に対しては、より多様な植物が栽培できるよう、ナノゲルを導入するとの提案があった。