食品(プラス1.6%)は伸びが拡大。ファストフード(プラス1.3%)が前月から0.1ポイント上昇したほか、出前(プラス4.1%)が引き続き高水準だった。一方、燃料・光熱費(プラス6.6%)は5カ月連続、衣類・履物(プラス0.1%)は4カ月連続でそれぞれ減速した。
貿易産業相は年内の動向について、CPI上昇率の予測を0.5〜1.5%に据え置く一方、コア指数の予測を1.0〜2.0%と、前月時点の1.5〜2.5%から引き下げた。18年後半の石油価格下落や、電力自由化による電気料金の低下を考慮した。
現地報道によると、地場系の銀行大手オーバーシー・チャイニーズ銀行(OCBC)の幹部は、19年のCPIとコア指数の上昇率について、それぞれ0.5%と1.5%を予測している。
(提供:亜州ビジネスASEAN)