ベトナム:MXP、世界発展戦略のために自動化技術を駆使した第7工場建設へ
2019年4月23日、ベトナムの大手アパレル製造・輸出会社の1つであるMXP JSC(Manufacturing Sportswear Joint Stock Company)は、タイビン省で7番目の工場の建設を開始した。
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これは、生産規模と生産量の拡大を図ると同時に高度な生産技術を適用するという重要なステップで、第4次産業革命時代にベトナムの繊維・アパレル業界で最も著名な「スマート工場」になるという同社の長期的な開発戦略を満たすための一環である。
MXP7工場は、タイビン省Quynh Phu郡Quynh Xa地区に建設される。プロジェクトの総投資額は総額1600万米ドルで、約8万㎡。完成は2020年の第1四半期の予定。
MXPは、FastReact、ERP、HRM、イーオフィス、GSD、データ入力の自動化とレポートシステムの自動化を含む4.0 技術をソフトウエア運用に適用するパイオニア。MXPの第7工場ではこれらのシステムがアップグレードされ、より高度なパフォーマンスとよりよい品質の製品を生み出す。
年間200万点の生産能力を持つ最新製造ラインのシステムを装備し、最大3500人までの全従業員を抱えるMXP第7工場は、MXPのハイテク投資の現行戦略の極めて重要なプロジェクトとなる。MXPは2030年までに従業員を1万5000人から3万人に倍増させ、生産能力を年間1000万点から2000万点に拡大する計画を持つ。
「2019年のMXP7の建設は、特にMXPとテキスタイル市場全般の年間輸出高を確保するための大きな転機です。MXPは、グローバルに拡大し世界をリードする企業への信頼できる高品質のサプライヤになるための長期的な開発戦略において一歩先んじています」とMXPのセールスディレクターであるTran Quang Hao氏は述べた。
MXPはすべての製品の定時配達パフォーマンスと品質保証という事業原則にコミットし、The North Face、Lululemon、Under Armour、Patagonia、GAP、Marmot、REI、その他の著名なブランド向けに生産している。MXPが作った製品は通常、米国、カナダで販売され、欧州、アジアにも進出している。
近年、ベトナムは世界最大の繊維サプライヤーの1つとして浮上しており、総輸出高は360億米ドルを超えている。「2019年のMXP7工場への投資と建設は、4.0テクノロジーへの投資戦略と有能な人材の重視とともに、MXPの競争上の優位性を促進するために不可欠です。」とHao氏は述べた。
ソース:http://apparelresource.asia/news/item_3831.html
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